双極性障害Ⅱ型の日々

双極性障害(躁うつ病)の日々の記録、その他

軽躁突入のまま年越しだよ~ん

なんと、12/30じゃあーりませんの。

鬱臭い、だるいと過ごしてきたら、突然の軽躁に突入!

今回のはあまり楽しくなくて、イライラソワソワ、でも誰かと話しまくりたい、深夜徘徊のセットです。

軽躁に気づいたのはマメに電話している母親。

「おねえちゃん、ちょっと声がおかしいよ。変に張りがある。多分軽躁だよ軽躁!」

さすがっすねぇ。もう声からおかしいんだって。

そして通院日に主治医と話をして、「あー軽躁でちゃったねぇ」と薬の調整をし、自分から主治医に頼んで頓服の注射をぶち込んでもらってきました。でも私の軽躁ってそうひどくない(当社比、あくまで当社比)から普段の頓服も弱いんですよね。それでも流石に筋注はほえ~と眠くなりますけどね。

そうそう忘れてた!微妙にお薬マニアの私は平日に飲んでいる頓服兼抗不安薬を2倍にしてもらえませんか、普段のはなくていいから、と交渉に臨んだわけです。だって普段んの(レキソタン2mg)効かないんだもん……(´;ω;`)
私はパニック障害がめっちゃひどかった時があって、その時は1日3回レキソタン5mgを飲んでたのです。MAX量です。あの時SSRはIも飲んでたので劇的に効いたんだけれど、今の私は双極性障害なので、うちの主治医は双極性にSSRIは使わないんですよ。

以前ほどではないけどパニックもある私にはレキソタン2mgも追加されていたけど、効かねー。倍のみ(良い子は真似しないでね)しても効かねー。

 

ということで、お薬をどうにかしておくんなはれ、と相談して、無事成功したわけです。

「ちょうど抗不安剤を整理した方がいいなと思ってたので、それでいいよ。でも同じ薬を頓服としても2週間分出すね。いきなり頓服ないと不安やん」た、たしかに。

ってなわけでお薬交渉も終わりましたわい。でもねでもね、周りの患者さんを見てるとこれでも弱いんちゃうかな、とも思うわけですが、まずは次回の診察まで様子見!

 

さて皆様、こんなたまにしか更新しないブログを読んでくれてありがとうございました。とにかく体調最優先で書いてきたのでこんなことになったわけですが、自分の症状の記録としても続けていこうと思っているので、ぜひ来年もちら見してやってください。

 

Wish your next year will be happy and bright!!

 

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12月、街はクリスマス気分だった

気がついたら12月も中盤なんですな。半ば引きこもりの私は基本的に家の周りをちょろちょろしているだけなので、世間のクリスマス気分に一切気づいていませんでした。以前母がくれた VISAカードのギフト券がたんまりとあったので(そのうち1万円分は私が抽選で当てたんだどー)、外に出る練習と称して比較的近場のショッピングモールへ突撃してきました。


通常営業の私であれば、あれこれと眺めるのが好きなんだけれど、何せ↓気分続行中。人の多さと店の多さにくらくらしながら、主に引きこもりがおうちで快適に過ごせる服を中心にいくつか買い、「あ、クリスマスなんだ」と認識してシュトーレンを買って、途中で疲れてお茶を飲んで帰ってきました。たった2時間程度の外出だったけれど、疲れた……。

翌日はハロワで失業認定日。地下鉄を乗り継いでいくので(距離的には近い)パニック併発の私には毎月なかなかパワーを消耗する日でもあるのです。頓服を飲んで、いざ行かん!と出かけたら、目の前を見たことのある夫婦が……。オーストラリア在住で一時帰国していた友達夫婦でした。帰国した翌日に彼女たちの姉も一緒にパーティーを繰り広げたんですけどね。「やっぱり日本は目に見えないストレスが多い!」と力説してました。旦那の方も「ぱおりんの病気はジャパン・ストレスも大きいと思うから、いつでもオーストラリアにおいで」とにこにこと笑ってました。

彼女たちと別れて、乗り換えた路線の椅子に座ると、隣の席にいた赤子が満面の笑みでこちらを見るので、おかげで癒やされて無事にたどり着けました。帰りにちょっとお茶して一息ついてから、お高いけど良質の商品を揃えているスーパーへ寄ってみると、ここもクリスマスモード全開でした。知らないうちにクリスマスなんだなぁ。

 

そんな私の調子は変わらず低め不安定。落ちたり上がったり、目から汁が勝手に出てきたり。そうだ、先週変えてもらった薬が全然効かないよー!少量だから?合わないから?とにかく眠れない眠れない、どうしていいのかわからんほど眠れない。これは来週、年内最後の診察で要相談だ~。できれば年明けまで眠ってた~い。

 

 

 

日内変動め……

低め不安定から、少し低め不安定にはなってきたかな。でもねー、いわゆる日内変動が激しいの。1日の中で上がったり下がったり、泣き出したり。これはどうなのー、どうしたら良いのー。とにかく下がって泣き出しが始まると、寝逃げ一択。寝てる間は変なことやらかさないもん。

それでも何とか必要最低限の買い物とか、通院とか、ハロワには行ってます。特に通院はやや面倒ではあるけれど、私の不安解消の場でもあり、私の考え過ぎネガティヴ思考も否定せずに「今は焦らんでいいからゆっくり!」と繰り返し言ってくれる主治医の顔を見に行っているとも言う。なんとなく不穏な時は「次の通院はまだかーっ」という気分になります。主治医と話して、CWさんの顔見て、少し安心する感じ。

そんな中、友達(同病)が絶賛躁丸出しで電話をくれて、ありがたい提案もあったんだけど、その前にあなたが病院行けよ……という気持ちもありながら、しかも私は底辺張り付き鬱状態だったので、適当に話を合わせて終了したのだけれど、鬱の時に絶賛躁大爆発でがーっとこられると、理解できるけど困っちゃうね。私もそうやって迷惑かけているんだろうから人の事は言えません。

少しずつフェイドアウトしようとしている友人もいるし、なんだかどんどん孤独になるなとは思うものの、私はまだまだ友人関係には恵まれている方だとは思います。そうは思うけれど、フェイドアウト画策しているのが見えると、ちょっと辛いね。「あー、結局私はいらない人間なんだな」と、特にダウナーな時は泣けてきます。

ぶっちゃけると結構弱ってるのかな。眠ってこのままずーっと目が覚めなければいいと願って、朝が来るとその瞬間に絶望感が来やがる。なんとも心もとない日々をもう2年近く続けていることになるのかな。元気な時は「働くの大嫌い!」と言っていたけど、発病してから傷病年金手当→失業保険で暮らしていて、しかも動けないから引きこもりがちになると、だんだん自分の世界が狭くなってきて、しかも働けないことを情けなく思い、なんだかなーと凹みモードです。

やってくる明日に希望を持つ、という感覚がどこかへ行ってしまった感じ。これは虚しい。そして落ちる→どん底というよくない周期を回っています。

とりあえず、はよ通院日来い!それだけでほんの少し安心するのじゃ!

 

 

 

低め不安定、そしてやっぱり年金だ

またしばらく間が空いてますが、調子としては低め不安定かな。特に睡眠がダメ。何度も中途覚醒するか、中途覚醒しない時はずーっとうつらうつらと睡眠が浅くて変な夢を見まくって、結果的に日中だるくて動けず、ベッドからなかなか起き上がれないという感じです。もう何だろうね、過眠になったり、眠れなくなったり。買い物に出られる日にできるだけ買い込んで、引きこもっている日も少なくありません。少し前までは少なくとも毎日買い物くらいは行けてたんだけどな。

それでも今日は通院日だったので、主治医に睡眠について相談し、少し薬を増やしてほしいと伝えたら、答えは「とりあえずもう少しこのままで様子を見て」でした。まあね、ODしちゃったりあれこれやらかしちまったりなのでしょうがないか……。自業自得とはこのことだ。でも熟睡したいー、ちょっと前の過眠よ、少しだけ戻ってこーい、という感じです。それよりも主治医は混合状態or軽躁状態になってしまうことを危惧しているようで「イライラしたり、じっとしていられないとか、そういうことは無いね?」と確認されました。この状態なら軽躁のほうが本人的には楽なような気がするけど、変なことやらかす可能性もあるし、やっぱり低め安定が良いんでしょう。でも低めは辛いって。

年金については週の頭に再度CWさんと年金事務所へ出向き、「とにかく申請書類一式は欲しい」という意向を伝えると、前回の意地悪相談員は何だったのかと思うほど諸々こと細かに説明もしてもらえ、「場合によっては他の書類も必要になることもありますが、そこは気長におつきあいくださいね」といいながら申請書類一式を渡してくれました。よっしゃ、これでやっとスタートライン。

書類の記入方法については今日の診察後にCWさんが時間を取ってくれて、書類の書き方やら、コツなどを時間をかけて伝授してくれました。実際にこんなふうに書くんだよ、という例も作ってもらい、「あとはぱおりんさんの得意分野でしょうから、おまかせします!」と言われました。そうなんす、私これでも元々が売文業なんす。思わず、締め切りはいつですか?、と訊いたら、「ぼちぼちでいいです、焦って書かなくていいですからね」と笑われました。そ、そうだよね、原稿じゃないんだから締め切りはないんだよね、はははは(苦笑)


記入講座が2時間以上の長時間に渡ったので、帰宅途中で一度力尽き、お茶を飲んでぼけーっとしてから帰宅しました。でもって明日はハロワに行かなくちゃいけないんですよ、失業認定日というヤツで。早起きして(当社比)地下鉄を乗り継いで出かけなくてはいけないのでパワーが必要です。低めの時はパニック発作がでやすいので頓服を飲んで気合を入れて出かけます。あー、なんでこんな程度でこんなにパワーがいるかなぁ。情けない気分です。

 

改訂版 障害年金請求に必要な精神障害の知識と具体的対応

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だいぶ落ち着いてます。そして年金

落ち着いてると言えども、半寝たきりですが、精神状態はかなり落ち着いてきてる気がします。主治医が鎮静効果の高い薬を出したから、眠る眠る!「寝すぎるんですけど…」って言うと「今は力を貯めるき。寝とき!」というので寝まくってますが、二度寝して、お昼寝しても、ちゃんと夜は眠れてしまう、薬の効果恐るべし。といういわけで昏々と眠って過ごしてます。何せやらかしちまった後なので、鎮静効果で寝とけよ、っていうことなんだと思います。

あーしかし入院しないで良かったかも。あの時は希死念慮大爆発で、確実に保護室行きだったし、主治医が私の性格的に入院しないほうがいい、と判断を下したので。そこを踏まえて入院を思いとどまらせてくれた主治医偉い。ま、また本格的にやらかしたら一旦保護室でしょう。もちろん今はちょっとした希死念慮があるだけで大爆発はしてないので、これは薬のおかげかな。

 

そしえ現在障害年金の手続きをしているんだけど、障害年金を受ける場合、約5年から7年通院していない期間があると「社会的治癒」というのがあって、その空白は治癒していたとみなされるのね。以前年金の窓口に行った時にそれを使うといいよ、と担当の人が教えてくれたのに、其の次に行った時の担当者は「社会的治癒など無い!」と言い張り、最初の初診日しか認めないの一点張り。
つきそってくれたCWさんもあまりの対応の違いに激怒。

「知人の社労士さんに聞いてみますからね」と頑張ってくれはって、「社会的治癒は認められるそうです。ただ、長丁場になるのと、恐らく一旦、受理されないで戻ってくるので、再審請求をかけることになります。頑張れますか?」とおっしゃる。
「もちろん!とりあえずできるところまでやったら、最終的に社労士さんを入れてもらうのもしょうがないと思ってます」
「僕も知り合いの社労士さんに再審請求に必要な書類も聞いてみるし、どうにもならなくなったら社労士さん入れましょう!」ということになりました。主治医もちゃんと受けられるようにサポートしてくれてます。

 

あー。失業保険があるうちに決めたいところだけど、とりあえず主治医とCWさんに期待です。あー面倒だけど頑張る!

 

3訂版 障害年金の知識と請求手続ハンドブック

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カミングアウトについて

今でこそ単極性のうつ病に関してはかなり偏見が減っているなと実感します。

私が最初に単極性のうつ病と診断されたのはもう○○年以上前。その頃はまだまだうつ病でも偏見があって、「暴れるんだろう」(どこにそんな力が…)「気が狂っている」(いや病んではいるけど狂ってはいない)なんて言われたりしました。

でもねー、世の中の大半の人って自分が精神疾患になるわけなんてないと思ってるんですよ。最後に退職した職場にいた人なんて「知人が自律神経失調症だって言われた。前から頭がおかしいと思ってた」とかすごい発言してましたからね。完全に他人事。

で、私は双極性障害Ⅱ型と診断されたわけですが、これはもうごく一部の信頼できる友達にしかカミングアウトしてません。その他の人達には「ちょっと鬱気味で…」で誤魔化しています。それでも色々ですよ。じりじりと距離を置いてきた人、「そういうの、もらいやすいからごめん」って離れちゃった人(伝染病じゃないからもらわないんですけどね)、私の調子が悪い時は敢えて距離を取りつつ仲良くしてくれている人、今までと全く変わらない人、それぞれです。

もちろん私も調子が悪かったりする時は変になっていることが多いので、そういう時にある程度距離を起きつつ見守ってくれるのはありがたいです。今までと全く変わらない人は、全く病気を理解してないか、理解して敢えて今まで通りの2パターンかな。理解してない人はこちらの状態はおかまいなしで遊びの誘いをしてきたり、自分の愚痴を延々と話してきたりするので、逆にこっちが対応できなくて困ることもあります。

一番困るのはスピリチュアル系に多い「精神薬は悪!」の人かな。「薬を飲んでるから余計悪くなる!今すぐ薬をやめて!」と言ってくる人が結構いるんですよ。特に私はインド友達が多いので、スピリチュアル系に傾倒している人も多くて、じゃあ、どうやって病気を治すんだよっ!と言い返したくなります。実際に言い返して縁が切れちゃった人もいます。そんなんじゃ治るものも治らないんだよーというのをわかってもらえません。

そんなわけで、カミングアウトする相手には細心の注意を払ってます。でも、こうやってすこ~しずつ接する人が減っていくのは正直なところ寂しいですね。これも病気の宿命か、と飲み込むようには心がけてますが、なんだかなぁ、としょんぼりすることもあります。

みなさんはどうですか?

 

 

超低め安定?

また随分間が空いちゃった。
調子は激鬱→ド鬱で超低め安定という感じ。こんなところで安定しても困るんだけど、どうにか必要最低限の買い物には行ける、どうにかご飯は食べられる、後は為す術もなく寝たきりに近い状態が続いてます。主治医は「今はパワーを少しずつ貯めている状態だから、きちんと食事して、薬を飲んで、あとは寝たきりでもええねん。それ以外の優先順位なんて低い低い!食べる、眠るっていう生命に関わる事以外は元気が出てきたら自然にできるようになってくる。もちろん、寝たきりはベストではないけどベターな状態だと思って寝とき」「死にたい、苦しいと思いながら無理やり起きてるなら寝てるほうがましやで」と言います。主治医には全幅の信頼をおいているので、そうなんだろうなぁと思って寝てます。あ、でもほら、今ブログ書けてるから良いよね。

困りごとはお風呂に入るのにものすごいパワーを使うことと、本が全く読めないこと。お風呂はね、調子が悪いと途端に入れなくなります。今は毎日入れてません(汚いって言わないで 涙)。今日はお風呂に入る!と決めたら全体力を奪われる覚悟で入ります。入った後はだいたい潰れます。本来お風呂好きなのにな…。本はこの病気になってからほとんどまともに読めていません。これも本来大好きなのに、1ページも読んだら脳が混乱してきちゃうんですよ。どうしたものかのう…。本の世界に逃避したいのに読めないのは本当に困ります。

あ、でも今週末に友達が顔を出してくれる予定です。友達は病気のこともわかっているので「当日ドタキャンOKだからね」と言ってくれています。しかし!一人ぽつねんと昏睡してるのもいい加減嫌なので、余程調子が悪く無い限り会おうと思っています。そこに向けて体調を調整しなければ。

そんなこんなで相変わらずの低空飛行です。軽躁になっては困るけれど、もう少し動けるようになりたいな。

パパは楽しい躁うつ病 (新潮文庫)

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