双極性障害Ⅱ型の日々

双極性障害(躁うつ病)の日々の記録、その他

2020年になりました

変わらず放置してたら2020年になってもうた。あけましておめでとうございます。

さて12月の私は久々の遠出をした。神戸まで舞台を観に行ったのだ、菅田将暉主演の「カリギュラ」だ。ダメ元でピンポイントで1日だけ申し込んだら当たったのでラッキーだった。菅田将暉も好きだが元々わりと演劇鑑賞が好きで、まだ仕事ができていた頃は年に2、3本は観に行っていた。久しぶりの劇場での観劇は良いものだった。勿論菅田将暉も良かったぞ。しかし内容がヘヴィだったので頭が疲れた。原作を知ってたのでわかってて行ったのでいいんだけどさ。それよりも人がたくさんいる中を移動するのがしんどかったわ。普段は何もかも家の近所で済んでいるので三宮の雑踏は結構ハードル高かったな。

体調はというと、なんだか薄いベールを1枚被ったような感覚になって、時々はちょっと離れたところから自分を見ているような感じになる。幽体離脱みたいな感じとでも言えばいいのか。これはいったい何やねん、と主治医に話をすると「離人症の症状。双極性障害でも症状が出ることはあるし、健忘を起こしたりしないならばあまり気にしなくてよし」と言われる。あーこれが離人症ってやつかと思いながらはーいと返事をした。何となく違和感はあるが特に苦痛というわけではないので様子見。現在もこの状態は続いていて年明け診察もしたがやっぱり様子見。
あ、そういやずーっとしなかったODを1度やらかした…。無意識だったので何が引き金かもまったくわからない。しかし偉いのは無意識でもちゃんとヤバくない薬だけを選んでODをする私の脳みそ。友人がずいぶん昔だけどありとあらゆる薬をODして、そのせいで横紋筋融解症を起こし、一命は取りとめたけれど首から下がほぼ動かせない状態になったのが頭の片隅にあるせいだと思う。いやとにかく威張れる話ではまったくないのだが、無意識でもそういう判別能力って働くんだなと感心をしているわけだ。今年はODしたくないぞー。

今年の目標は本が読めるようになること。元々は時間さえあれば1日2冊でも軽々読めたし読むのは大好きだが、この状態になってから読めない。マジで読めない。1ページ読んだら脳がシャットアウトしてしまう。これは辛い。だから読めるようになるといいなと思う。あとは外へ出る習慣をつけるのも兼ねて近所のプールに行きたい。幸い手帳持ちなので公営のプールは無料、わりと近くにもある。ジムもついてるぞ。あまり泳げないけど海は好きで夏は毎年海へ何度も出かけていたので、この際ちゃんと泳げるようになったらいいなーとプールセット一式は買った。買ったはいいがまだ使っていない(笑)ということでもう少し暖かくなってイケそうだ!と思ったらプール。この2つが今年の目標。歩みがのろいのはしょうがない。体調というか精神状態の波もあるから。

そんなこんなでどうにか目先のことをクリアすることに専念しながら生きてます。

 

そうだ、楽しみにしていたNetflixで配信のドラマ、『Spinning Out』が配信開始されて(邦題がちょっとダサいけど)わーいわーいと観始めたら…リチウムというキーワードが出てきた途端に何だと?と思いながら進めると主人公とその母が双極性障害という設定。観ながら時々うわああああ、ごめんなさいと思いつつ全話観た。色々身につまされました、はい。

『栄光へのスピン』予告編 - Netflix