双極性障害Ⅱ型の日々

双極性障害(躁うつ病)の日々の記録、その他

希死念慮

希死念慮という言葉を知っていますか?双極性障害の方なら「もちろん」と答えるでしょう。希死念慮は読んで字のごとく死にたくなっちゃうことです。これがどこから来るのか専門家ではないのでわかりませんが、ある日突然やってきて、「死にたい、消えたい」と頭の中をループするわけです。これがキツい。そしてこれが自殺企図に進むと、実際に自死する作戦を立て始めます。

 

希死念慮くらいだと(くらいっていうのもどうかと思うのだけれど)、薬をODしたり、自傷したりが多いようです。これも大事です。場合によっては死に至ることもあるのです。そんな私もODやらかしてます。救急車に乗せられて、後の記憶飛び飛びです。実はその後もその後もやらかしてるんですよね。私は希死念慮が出るとODかますタイプのようです。そのうち適量がわかってきて救急車のお世話になることはなくなりましたが(威張ることか)徹底的に眠って、ふらついて朝起きることが多いです。主治医によるとほんの少しの薬でも呼吸が止まることもありえるそうなので、よいこの皆さんは決して真似をしないでください。飲む時はサプリメント程度にしましょう。

 

そうそう、希死念慮

本当になんでこんなものがやってくるのか謎です。双極性障害は脳がバグって起きるので、脳のどこかがやられてるんだと思います。それで涙をボロボロこぼしたり、むやみに死んでしまいたくなるのではないかな、と思っています。

 

私の主治医は私の希死念慮が始まったら「ちょっと多く眠剤出すから無理せんで昼間でも寝とき。ろくなこと考えるよりも寝てたほうが楽やで」といいます。これは一理あるな、と思って指示通り薬を飲んで寝込みます。それもこれも私が就労不可、無職だからできることでもあるんですけどね。仕事をしながら治療している人は本当に大変だと思います。

 

そんなわけで今日は希死念慮についてざっくりと書きました。